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Hair's

2010.08.17   髪かわら版 第1号 2001年11月11日発行

ヘアカラーとダメージ
 なぜヘアカラーすると毛髪にダメージが出るのか説明いたします。
ヘアカラーと呼ばれるものは2つに分類することができます。一つには、酸性カラーと呼ばれ、染料をコーティングする方法で着色するため毛髪にダメージは与えませんが、毛髪本来の色が染め上がりに大きく左右し希望する色調には成りません。
二つには、染料と酸化剤の二種類の薬液を混合して使用するヘアカラーと呼ばれる方法があります。これは毛髪の色素を脱色しながら染めるため、希望する色調に染めたり白髪を染めることができますが、混合した染料は毛髪内部に浸透し、染料同士は酸化剤の過酸化水素水と呼ばれる薬液によって酸化重合(分子と分子が結合し大きくなっていく)現象が起こります。一方、毛髪内部のメラニン色素は過酸化水素水の力によって脱色され、この2つのバランスにより、毛髪の色素を脱色すると同時に綺麗に染め上げることができます。この過程で過酸化水素水により毛髪内部のタンパク質 が分解されてしまいます。これがヘアカラーすると毛髪が痛んでしまう原因です。

髪を守るヘアカラー
 では、髪を傷めないように染める方法はあるのでしょうか?。それを少しでも解決する方法が当店の《エステヘアカラー》システムです。髪が失ってしまう量のタンパク質を染料と一緒に毛髪内部へと補う方法です。業界に先駆けて考案し、今では大手の化粧品メーカーも採用しています。しかしこの方法だけでは、脂分を取りすぎてしまうシャンプーや、ドライヤーにより必要以上に熱を与えてしまうと、せっかく補ったタンパク質も分解し毛髪内部から流失してしまいます。
ヘアカラーした毛髪にマッチングするシャンプーやドライヤーの熱から髪を守るヘアローションを使用し、毎日のスタイリングを楽しんでください。

一口メモ
 ヘアカラー後1?2週間す ると突然色が変わってしまいます。この現象は、毛髪の表面を覆っているキューティクルの間に残った染料カスがシャンプーなどにより取り除かれ、染めた本来の色が現れたのです。また、ヘアカラー直後にパーマした場合は、その時点で染料カスが取り除かれるため、同様な現象は殆どありません。この現象を特殊顕微鏡を使用し撮影に成功しております。 写真をご覧になりたい方や、毛髪の顕微鏡撮影をご希望のお客様はお気軽にスタッフにお申し付けください。

赤系に染めたヘアカラーを黄色系の色合いに変更出来る?
 覚えていますか? 赤・青・黄という色の三原色。 赤と青を混合すると紫に、青と黄を混合すると緑に、黄と赤を混合するとオレンジになります。赤味を消すために緑を使用すると赤味は消えますが暗くなってしまいます、これを補色の関係といいます。
ペンキは下地の色に関係なく希望色にする事ができ、現在の色の上に新しい色を塗る事により色を変えられます。この染料は顔料と呼ばれ不透明です。
ヘアカラーの場合、違う色を混合すればするほど濁ってしまいます。そのため希望色にすることができません。毛髪に不透明な白で染めることができたならば希望色になります。さぞかし楽しいでしょうね、でも髪は棒状で太くなりスタイリングできなくなってしまいます。    安藤眞夫

〔裏 面〕

DNA鑑定
 先日の世界貿易センタービルの犠牲者とか、ハワイ沖のえひめ丸船内に閉じこめられた乗務員達の身元確認、又は事件の犯人を断定するのに「DNA鑑定」という言葉を耳にします。
  指紋の場合、同じ模様を持っている人は世界に一人しかいないと言われていますが、指紋が残っていない場合、血液・唾液・汗・毛髪などから個人を特定することができます。
  「DNA」とは遺伝子本体であるデオキシリボ核酸の略。
血液・唾液・汗・毛髪など人体の全ての部位は細胞内に同じ遺伝子を持っていて、同じDNAをもつ人は何千万人に一人といわれています。
そのため赤の他人同士が全く同じ遺伝子を持っていると言うことはまず考えられないのです。
 個人を特定するのに役立つということは一五・六年前イギリスで発表されました。その後アメリカで犯罪捜査に有力な証拠の一つとして使用されるようになり、実の親子かどうか確定するためにもDNA鑑定が用いられています。                         安藤加壽代

〔参考までに〕
DNA鑑定によらなくとも、電子顕微鏡レベルで毛髪も個人を特定する手段 の一つとして利用されていました。過去に被害者が何人いるか予測が付かない段階に於いて、被害者の人数が公表された連続女性殺人事件も、たった一本の毛髪が事件解決の鍵を握りました。
  毛髪で解明できるものとしては、血液型性別・およその年齢・職業(職種による)が有ります。
 題名は確かではありませんが、二十年ほど前に出版された、手相ならぬ「毛相」という書籍がありました。それによると毛髪で性格判断ができ「頑固な性格」「だまされやすい性格」「詐欺に合いやすい性格」などが書かれていました。易と一緒で統計により人の性格も判断できると言うことです。
  ヘアカラーやパーマの時、今回はなかなか色がでなかったとか、パーマの時間がいつも以上にかかったなどの経験をお持ちの方もおられると思います。ヘアカラーやパーマの薬液はアルカリ性のものが多く、体調が優れない場合や、非常に疲れている場合、体のペーハー(酸性・アルカリ性の度合い)がより酸性に傾いているため薬品の反応に時間がかかってしまいます。そんなときは、休息が必要です。ご自身の体調管理にお役立てください。

    

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