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Hair's

2010.09.02   髪かわら版 第14号 2002年12月11日発行

 生活と水
大都会を流れる川の水、山の岩肌から出る湧水、蛇口をひねると出る水道の水、いずれも同じ水(H2O)には変わりありません。人々は直接口にする「水」に対しては大きな関心を持っています。
 インターネットで「水」に関する書籍を検索してみました。その数90,416冊、その内「水・健康」に関する数は26,343冊、更に条件を絞り、実際どのような「水」に関心があるか「水・健康・安全」でさえ5,629冊(平成14年12月4日現在)も出版されています。いかに健康と水に関心が多いか伺われます。
 安全な水を求める人々が増えている理由とし、水道水の消毒に使用している「塩素」が問題視されています。
塩素は、源水に含まれている有機物と化学反応を起こし、発ガン性物質であるクロロホルム(トリハロメタンの一種)が生成されるからです。源水が汚染されると、アンモニア性窒素が増えます。それが増えれば増えるほど、処理するために多量の塩素が必要になるため、クロロホルムの生成量は、塩素の注入量とほぼ正比例で増加し、下流近くから取水している都市ほど、水道水が危険にさらされていると言う事になります。 
そのため、水を電気的に処理する機器が売れ、ミネラルウォーターの愛飲家も日増しに増えています。しかし、ミネラルウォーターを単にファッションと化したり、水の性質も知らずに持ち歩く若者も多くなっているのも現実です。
 松本及び塩尻市民が毎日口にしている源水は、一級河川信濃川水系奈良井川から取水しています(松本市水道局にて確認)。その水の源となる山々は、現在まだ開発の手があまり加えられていないため、雨水も山肌や大地から浸透し濾過され、塩素の注入量を抑える事ができ、安全でおいしく飲む事ができています。そのみずも、安易な廃棄物の不法投棄や乱開発により、いつ健康に害する水と変わるか解りません。
 「都会の水道水が危険なのは役所が悪い」はとんだお門違い。私たち一人一人があまりにも無責任に水を汚したのが原因です、限りある資源を大切にしたいものです。
  把握できない数の「ウォータービジネス」が氾濫している今、正しい選択の元で上手に使用し健康で生活したいものですね。

 

  シャンプーと水
市販されているシャンプー剤、実は使用している水と密接な関係があります。
 日本で開発し販売されているシャンプー剤は、日本の平均的な水質に合わせて作られています。同じシャンプー剤を、水の硬度が高い長野県の佐久地方などで使用すると泡立ちが悪く、逆に都会の老朽化したビルの屋上に設置されているタンクから取水された水を使用すると泡立ちは良くなります。
 海外旅行の際、日本で使い慣れているシャンプーを持参し、現地で使用したら「なに このシャンプー おかしい」と体験された方も多いと思われます。グアムサイパンなどの島々に於いては、泡立ちが悪く、洗い終わり、タオルで拭いたところ髪がベタベタした感じになります。そのような水は海水を処理して作られた水です。海水に触れた髪をシャンプーしてもサッパリしないのと同じです。また、同じシャンプーをヨーロッパで使用すると、こんどは泡立ちが悪く毛髪がきしみます。この場合は水の硬度が高いことが原因です。
 掘削後、長い期間経過し古い管のまま使用している井戸もあります。その水でシャンプーした場合、鉄管のサビが水に混じっています。シャンプーの泡立ちが悪いばかりか、毛髪に残留している鉄分が、パーマ剤と反応し思わぬアクシデントも起こります。紫色の液体が流れ出す、場合によっては断毛もします。同じく「鉱泉」のお湯でシャンプーした場合も同様です。普段のシャンプーはできる限り水道水を使用する事をお勧めいたします。    安藤眞夫
 

 『バーコード』
バーコードと書くと読者の方は瞬間にヘアースタイルを思い浮かべられたことと思いますが、今回は正真正銘バーコードについて。
 いまどきの商品には定価は表示されていなくてもバーコードだけはしっかり印刷されています。ファッションの世界でも幅の不規則な縞模様を「バーコードストライプ」と呼んでいるほどですが、この不規則な縞模様にはどの様な情報がつめこんであるのでしょうか。
 バーコードの下には大抵十三ケタの数字が並んでいます。最初の2?3桁は国をあらわす番号で国ごとに割り振っています。日本のコードは49と45。次の5?7桁は商品メーカーに与えられたメーカーコードです。日本では、元通産相の外郭団体の流通コードセンターが決めています。残りの5?3桁は商品メーカーなどが自由に付ける番号です。必ず1つに1つ、ダブることなく付けます。最後の一ケタは前の十二ケタの数字の読み間違えがないかエラーチェックするための数字で縞模様のバーコードはこの十三ケタの数字を線に置き換えて表したもの。 
 13ケタの数字は1と0を七つ使って表し、0は空白、1は黒い線として並べていきますので、0が続く部分は空白が多くなり、1が続く部分は太い線になり、0と1が交互に続くなら細い線が何本もできます。このバーコードはレーザー光線を用いて読み取られ、瞬間の内に機械の中で値段や商品名に置き換えられてレジに表示されます。
 ところでバーコードは左右対称の形をしていないのにレジ係の動きを見ていると商品を逆さにして読み込んだりしていることがあります。機械が数字を逆に読み込んで違う値段を表示してしまうのではと不安に思いますが、これにはセンターバーという目印がバーコードの中にあり、どこから読みとっても正しく処理できるそうです。        安藤加壽代

    

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